タグエディターで付け忘れたタグをまとめて適用する
EC2やRDSなどにタグを付けていますか? 基本的にはリソース作成時にタグをつけるべきですが、コストタグなどを後からまとめて設定したいことがあります。 EC2コンソールからタグをつけても良いですが、1台1台タグをつけるのは骨が折れます。 タグエディターを使うと後からタグを楽に設定できます。
"not tagged"のリソースを検索
タグ"EnvName"が設定されていないリソースを検索します。 AWSコンソール左上のリソースグループ>タグエディターを選択します。
リージョンとリソースタイプを選びます。 今回は東京リージョンの全てのリソースを検索します。
タグ"EnvName"を検索します。 タグの値にマウスオーバーすると、候補が表示されます。
"EnvName"が"not tagged"の状態で追加し、検索します。
タグがついていないリソースが表示されます。
まとめてタグ付け
タグをつけるリソースにチェックを入れ、"選択されたリソースのタグを管理する"を選択します。
タグを入力し、適用します。 今回は「EnvName:xsystem」をまとめて適用しました。
EC2コンソール、VPCコンソール、RDSコンソールなど個別にページを開いてタグ付けするよりもずっと簡単にタグ付けできました。
対応していないサービスもある点に注意
タグエディターには対応していないサービスもあります。例えば、CloudWatch Logsのロググループへのタグ付けは、AWS CLIかAWS APIで行います。CloudWatchコンソールやタグエディターではできません。
さいごに
タグエディターを使って、"EnvName"が"not tagged"のリソースを検索し、「EnvName:xsystem」をまとめて適用しました。 タグの付け忘れがないか確認したり、あとからタグをまとめて適用すり場合、タグエディターは非常に便利な機能です。